食洗器を導入したいけど置き場所がない、、、とお困りのあなたに!
洗濯機の給水を分岐させて、食洗機にも給水できるようする方法と必要な物をご紹介します!
また、排水についても洗濯機用の排水口を利用しているので、洗濯機スペースで完結することができます。
まずは完成図のイメージをつかむためにビフォーアフターをご覧ください!
完成図
◆ビフォー
なんの変哲もない洗濯置き場でしたが、、、
(散らかっていてすみません)

◆アフター
この通り洗濯機兼、食洗器置き場に様変わりしました!
(良い機会だったので後日洗濯機も買い換えました^^♪)

新たにメタルラックで棚を作り、その上のスペースに食洗器を設置しています。
食洗器はパナソニックのスリム型を中古で購入しました。
設置位置が高くなるため上開きのスリムタイプを選びましたが、奥行きに余裕があるのでレギュラータイプでも入りそうですね。
また、ちょうど洗濯機の買い換えも検討していたので、東芝のザブーン(TW-127XM3L)に入れ替えました。
今回はメタルラックも新設したので、ちょうどいい寸法になるよう事前に測っておきました。
記事の内容
洗濯機の給水・排水で食洗機を使う方法について、「作業の流れ」「必要な物」「作業の詳細」と順を追って説明していきます。
なお、今回はA.メタルラックの新設、B.洗濯機の交換、C.食洗器の導入を同時に作業したので、それぞれの工程がどの作業のためかアルファベットを付けておきます。
作業の流れ
- メタルラックの組み立て①(A)
- 洗濯機の取り出し(A・B・C)
- 排水ホースの分岐(C)
- メタルラックの設置(A)
- メタルラックの組み立て②(A)
- 洗濯機の設置(B)
- 食洗器の設置(C)
A・・・メタルラックの新設
B・・・洗濯機の交換
C・・・食洗器の導入
必要なもの
今回購入したそれぞれの作業で必要な物です。参考として商品リンクもつけています。
(A)メタルラックの新設に必要なもの
- メタルミニポール 200cmタイプ×4本
- メタルミニサイドバー 80cm幅 ×2本
- メタルミニサイドバー 40cm幅 ×4本
- メタルミニ棚板 80cm ×1個
- メタルミニトレー
※全てポール直径19mm
メタルラックは21mmと19mmの物がスタンダードです。
今回はコンパクトに仕上げた買ったので、アイリスオーヤマ製のメタルミニシリーズ(19mm)で揃えました。
他にもルミナス製のスチールラックも有名です。
拡張パーツの種類がたくさんあるのでお好みのメーカーで統一するのがおすすめです。
(他社製でもポール幅が同じであれば互換性があることが多いです。)
(B)洗濯機の交換
これはすでに使用されている方もいらっしゃると思います。
今回は分岐させた排水ホースの片側を防水パンの外側に持っていきたかったので、スペース確保のために購入しました。
必須ではないのですが、洗濯機の足が短かったり洗濯パンの大きさによってはあった方が安心です。
(C)食洗器の導入
自動洗濯機用分岐栓は給水ホースの分岐に使用します。
本来は散水用に分水されるための装置ですが、食洗器の給水にもピッタリはまるので活用します。
流し排水栓Y型ホースは三股に分かれているホースです。これで洗濯機の排水と食洗器の排水を排水管につなぎます。
作業の詳細
今回行った作業を画像付きで詳細に解説していきます。
メタルラックの組み立て①
左から「棚板」「ポール(3分割)」「サイドバー80cm」「サイドバー40cm」の順で並べてみました。
やはり19mmだとすっきりとした印象になりますね。
少し強度が気になりますが、さっそく組み立ててみようと思います。

最初にお見せした完成図のイメージで組み立てていきます。
脚の方から順に組み立てていきましたが、ある程度パーツがつながるまでは結構ぐらつくので一人だと少し苦労しました。ひとまず脚部分の完成です。

ここから先は実際に配置スペースを確認しながら進めていくため、いったん次の作業を移ります。
洗濯機の取り出し
アルミラックを設置するために今ある洗濯機を一回取り出します。
腰をやらないように気を付けましょう。
このまま排水ホースを分岐させる準備をします。
(重労働のあとで写真を撮り忘れたので内見時の写真で代用しますが、実際には洗濯機の排水ホースが取り付けられている状態でした。)

排水ホースの分岐
さて、洗濯機を移動させたので排水ホースを分岐させていきます。
ここはややこしいので画像多めで解説します。
手を抜くと水漏れの原因にもなるので注意です。
※補足
ホースが3又に分かれているので、それぞれ接続先を図説しておきます。
下の画像のように口が開けている方を洗濯機と排水エルボにそれぞれ接続して、
残った方は食洗器の排水と接続します。

まず初めに、すでに洗濯機のホースがつながっている状態だと思います。
(お目汚しすみません。。。)

洗濯機の排水を取り外し、Y型ホースにつなぎます。
この時、Y型ホースのひらひらした口を切ってサイズを調整しておくことをおすすめします。
(サイズが合っていないと水漏れの原因になります。)

排水エルボにも同様の手順で接続します。

食洗器の方は設置してから接続になるため、端の方に寄せておいておきます。
メタルラックの設置
排水ホースの準備ができたので、メタルラックの設置していきます。
うちの設置スペースでは完成した後だとメタルラックの搬入ができなかったので、設置場所で組み立てを完成させます。
まずは「メタルラックの組み立て①」で組み立てた脚部分を設置場所に搬入します。
(作業スペース確保のため折り畳み扉を外してます。)

メタルラックの組み立て②
脚部分の搬入ができたのでこのまま食洗器を置くための中段ラックを組み立てていきます。
(コンセントの接続スペースも確保しておきます。)

最後に延長ポールを接続して、上段のラックを取り付けて完成!

今回は設置スペースが限られていたので19mmのポールにしましたが、すっきりとした印象でぐらつきもなかったので正解でした。ハンガーをかけたりもできるので便利になりそうです!
洗濯機の設置
メタルラックの組み立てができたので洗濯機を戻していきます。
このタイミングで食洗器にも給水できるように分水栓を取り付けておきます。
取り付ける分水栓はこちら!洗濯機の給水と給水ホースの間に取り付けていきます。

実際に洗濯機に取り付けるとこんな感じになります。
食洗機側の給水にキャップがついていますが、食洗機の給水ホースを取り付ける際は不要なので取り外します。

洗濯機も置き場所に戻します。
両サイドにメタルラックのポールがあるでの、大型の洗濯機だと苦戦しそうでした。

食洗機用の排水ホースはメタルラックの足に添わせて固定しました。
洗濯機用のかさ上げ台を使用したので、引っかかることなく排水ホースを取り出せました!

食洗器の設置
最後に食洗器を設置します。
給水・排水の接続先も準備できているので、食洗機から接続して設置すれば作業完了になります!

給水は洗濯機に取り付けた分水栓から、排水はメタルラックの足に沿わせた排水ホースにつなぎます。
排水ホースは大きさが合わないので、ビニールテープで固定しました。

以上で作業は終わりになります。
後日新しい洗濯機の交換もして、最終的な完成がこちら!

今回かかった費用
参考までに今回かかった費用を載せておきます。
商品 | 単価(税込) | 個数 | 合計 |
メタルミニポール 200cmタイプ | \1,340 | 4 | \5,360 |
メタルミニサイドバー 80cm幅 | \730 | 2 | \1,460 |
メタルミニサイドバー 40cm幅 | \420 | 4 | \1,680 |
メタルミニ棚板 80cm | \3,400 | 2 | \6,800 |
メタルミニトレー | \730 | 1 | \730 |
洗濯機用防振かさ上げ台 | \1,572 | 1 | \1,572 |
全自動洗濯機用分岐栓 | \2,157 | 1 | \2,157 |
流し排水栓Y型ホース | \1,427 | 1 | \1,427 |
合計 | – | – | \20,886 |
まとめ
今回は洗濯機と食洗器を同時に使う方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
分水作業自体は簡単にできるので、ご興味のある方はぜひお試しください!
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