浴槽の蛇口をシャワーヘッドに取り換える|30分でできるDIY

ライフハック
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今回の記事!

「もうひとつシャワーヘッドがあったら便利なのに、、、」
「ペット用のシャワーヘッドを取り付けたい、、、」
そう感じたことはありませんか?
今回は、浴槽にある蛇口を2つ目のシャワーヘッドに取り換える方法を、写真付きでわかりやすく紹介します。工具があればDIYで簡単にできるので、バスルームをもっと快適にしたい方はぜひ参考にしてください!

目次

本文

必要な道具と部品

  • 2つ目のシャワーヘッド
  • 2つ目のシャワーホース
  • シャワーアダプター※
  • モンキーレンチまたはスパナ(接続口が固くなければゴム手袋で可)

 ※シャワーアダプターの画像

交換作業の前に確認すること

蛇口のネジ規格(G1/2など)を確認

シャワーヘッドやホースを取り付けるときに意外と見落としがちなのが、蛇口のネジ規格です。
ネジのサイズが合っていないと、うまく取り付けられなかったり、水漏れの原因になってしまうこともあります。

日本の家庭用シャワーで多く使われているのは「G1/2(ジー・ニブンノイチ)」という規格で、外径は約20mm。ほとんどのシャワーヘッドやホースがこのサイズに対応しています。
ただし、一部の製品では「M22」や「W26」といった別のネジ規格が使われていることもあるので、注意が必要です。

サイズを調べる方法としては、水栓のメーカー名と型番を確認して、インターネットで検索すれば出てくることが大半です。
型番は水栓本体に小さく刻印されていることが多く、今回の例では「KVK KF12ER26BS」です。これを検索すれば、公式サイトや製品情報ページからネジ規格や対応パーツが分かります。

交換作業をスムーズに進めるためにも、ネジ規格は事前にチェックしておきましょう!

シャワーヘッドの設置場所を決めておく

取り付けるシャワーヘッド(またはシャワーホース)と、シャワーフックのサイズにも気をつけましょう。
サイズが合っていないと、フックにうまくはまらなかったり、掛けられても左右に角度調整ができなかったりと、ちょっとした不便が出てしまうこともあります。

あわせて、シャワーホースの長さも決めておくと安心です。
取り付けた後に「なんか使いにくい…」なんてことにならないように、事前にサイズを測っておくのがおすすめですよ!

水道の元栓を締めるか、使用中止にする

作業中にうっかり濡れてしまわないように、あらかじめ元栓を締めておくと安心です。
とくに、シャワーヘッドに止水ボタンがついているタイプを使っている場合は、取り外しした時に水が出てしまうこともあるので注意が必要です。

安全に作業するためにも、水回りの準備はしっかり整えておきましょう!

実際の取り換え手順(写真付き)

今回は、蛇口を取り外して2つ目のシャワーヘッドを取り付けていきます。
まずはじめに蛇口を取り外し、その後シャワーアダプターを取り付けます。最後にシャワーホースとシャワーヘッドを接続していきましょう。

蛇口の取り外し

もともと付いていた蛇口を取り外します。
接合口が固い場合はモンキーレンチやスパナを使用しましょう。

↓蛇口取り外し前

↓蛇口取り外し後

シャワーヘッドの取り付け

さて、蛇口の取り外しができたのでシャワーヘッドを取り付けます。
まずはサイズに合わせたシャワーアダプターを取り付けます。

↓シャワーアダプター取り付け前

↓シャワーアダプター取り付け後

さらにシャワーホースを取り付けて、、、

先にシャワーヘッドを取り付ければ完了!

もともと付いていたシャワーヘッドも含めるとこんな感じに!

イメージ通り!用途に合わせて使い分けできるようになりました!
ちなみに、この水栓は放水先をレバーで切り替える方式なので、レバーを中心にすることで2つのシャワーヘッドから同時に水を出せるようになりました!
(当然水圧は下がりますが十分実用できる程度でした。)

注意点とトラブル対処法

実際に取り付け作業をしていると、ちょっとしたトラブルに出くわすことがあります。ここでは、よくあるケースとその対処法をまとめておきます。

水漏れしてしまうときは?

シャワーアダプターの接続部分から水がポタポタ……そんなときは、防水テープをしっかり巻き直してみましょう。ネジ山に沿って数回きっちり巻くことで、水漏れがピタッと止まることがよくあります。
防水テープは100均にも売っているのでお手軽に試せます。ただし水回りなのでカビには注意しましょう。

ホースが届かない場合は?

設置後に「ホースが短い…!」と気づくことも。そんなときは、延長ホースを使えばOKです。長さは市販品でいろいろ選べるので、使用環境に合わせてチョイスしましょう。

金具が固くて外れないときは?

蛇口を外そうとしたら「びくともしない…」なんてことも。そんなときは、モンキーレンチなどの工具を使って、ゆっくり力をかけて緩めるのがポイント。無理に回すと傷がつくので、布やゴム手袋を巻いてから挟むと安心です。
モンキーレンチも100均で買えるので、固いときは無理せず工具を使用しましょう!

取り換え後の使い勝手と感想

今回の作業、結果から言うと「イメージ通り」に仕上がって大満足です!

取り付けた蛇口には、レバー式で水の出る先を切り替える栓がついているのですが、これがなかなか便利。レバーを真ん中にセットすると、2つのシャワーヘッドから同時に水を出すことも可能なんです(もちろんその分、水圧は少し下がりますが、使ってみた感じでは問題ないレベルでした)。

作業自体も思ったよりずっと簡単で、30分もあれば取り換え完了。工具さえ揃っていれば、初めての方でもスムーズにできると思います。

まとめ

今回は浴槽の蛇口を取り外して、2つ目のシャワーヘッドを取り付ける方法をご紹介しました。

ちなみに、2つ目のシャワーヘッドにはペット用のシャワーヘッドを取り付けるのもアリ。お風呂でペットを洗うときにとっても便利になると思います!

「もう一つシャワーヘッドがあれば…」と感じていた方は、ぜひ試してみてください。ちょっとした工夫で、お風呂時間がもっと快適になります!

お風呂時間がちょっと楽しくなる、そんなプチDIYでした!

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