こんにちは!今回はAnker SoundCore2とSoundCore3を比較レビューします。
何が違うのか、何を基準に選べばいいのか迷っている方はぜひご覧ください!
はじめに:SoundCoreシリーズって何が違うの?

Ankerの「SoundCoreシリーズ」といえば、コスパの良いBluetoothスピーカーとして定番の人気アイテムですよね。中でも「SoundCore 2」と「SoundCore 3」は、価格帯もサイズ感も似ていて、どちらを選べばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか?
さらにややこしいのが、「SoundCore 2」には充電端子がMicroUSBの旧型と、Type-Cに対応した新型の2種類が存在すること。見た目がほとんど同じなので、中古で探す場合は注意が必要です。
この記事では、SoundCore 2(旧型・新型)とSoundCore 3を徹底比較。
それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく整理し、「どれが自分に合っているのか」が見えてくる内容になっています。
購入を検討している方や、買い替えを迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
SoundCore 2を徹底比較|旧型と新型の違いとは?

AnkerのSoundCore 2には、旧型(MicroUSB充電)と新型(USB Type-C充電)の2つのバージョンがあります。どちらも「SoundCore 2」として販売・出品されているため、一見すると違いが分かりにくいのが特徴です。ここではその具体的な違いを詳しく見ていきます。
■ 1. 充電端子の違い:MicroUSB vs USB Type-C
最も大きな違いは充電端子の規格です。
- 旧型:MicroUSBポート
- 新型:USB Type-Cポート
現在はType-Cが主流であるため、新型のほうが利便性が高く、スマホなどとケーブルを共有しやすくなっています。また、後述する機能面の違いもあるため注意が必要です。


■ 2. ステレオペアリング対応の有無
旧型はBluetoothでのステレオペアリング(TWS)に非対応です。一方、新型では同じSoundCore 2同士を接続してワイヤレスステレオ再生が可能です。

この違いにより、音の広がりを求める方や2台使いを考えている場合には新型が優位です。
■ 3. 電源・音量操作の連携挙動
新型ではステレオペアリング中に、どちらか一方の電源ボタンを押すと両方がオフになる、音量調整もどちらからでも可能になるといった利便性の向上が見られます。
ステレオペアリングに非対応な旧型には、当然これらの連動操作もありません。
■ 4. 外観の違いはごくわずか
見た目の違いはほとんどなく、唯一わかるポイントは充電端子の形状だけです。ボタン配置や本体サイズ、ロゴデザインもほぼ同じなため、中古品を探す際は非常に見分けにくいという注意点があります。
(一応外箱の型番から見分けることはできますが、本体に記載の型番は省略表記なので見分けがつかないです、、。)

💡 特にフリマサイトやオークションなどでは、「Type-C版」と明記されていない限り、旧型が届くリスクも。購入前には端子部分の写真や出品者への確認しておきましょう。
SoundCore 3の特徴は?さらに進化した上位モデル

SoundCore 3は、SoundCore 2から音質や機能面で着実に進化した上位モデルです。
音質面ではチタンコーティングドライバーが採用され、よりクリアでバランスの良いサウンドに。専用アプリ「Soundcore」にも対応しており、イコライザーで音のカスタマイズができるのも魅力です。
また、「PartyCast」機能を使えば最大100台のスピーカーと接続可能。ステレオ再生には対応していませんが、広い空間での再生に便利です。
サイズは2より少し大きくなりますが、防水性能やバッテリーの持ちは引き続き優秀。音質や使い勝手を重視する方におすすめのモデルです。
比較表|SoundCore 2(旧型・新型)と3のスペック・機能一覧
項目 | SoundCore 2 (旧型) | SoundCore 2 (新型) | SoundCore 3 |
---|---|---|---|
充電端子 | MicroUSB | USB Type-C | USB Type-C |
ペアリング(TWS)対応 | ❌ | ✅ | ❌(※PartyCastのみ対応) |
ペアリング時の音量連動 | ― | ✅ | ― |
ペアリング時の電源連動 | ― | ✅ | ❌(PartyCastは個別) |
イコライザー調整(アプリ) | ❌ | ❌ | ✅(Soundcoreアプリ対応) |
PartyCast対応(多台数接続) | ❌ | ❌ | ✅(最大100台) |
ステレオ出力 | 本体のみ | ペアリングで可能 | 本体のみ (PartyCastは不可) |
音質 | ◎(高評価) | ◎(高評価) | ◎◎(よりクリアな音質) |
防水性能 | IPX7 | IPX7 | IPX7 |
バッテリー駆動時間 | 最大24時間 | 最大24時間 | 最大24時間 |
サイズ感 | コンパクト | コンパクト | やや大きく重い |
リセールバリュー | △(中古安価) | ◯(現行) | ◯ |
各モデルのメリット・デメリットまとめ
ここでは、SoundCore 2(旧型/新型)および SoundCore 3 のメリット・デメリットを、それぞれ分かりやすく整理しました。購入の判断にぜひ役立ててください。
※主観に基づく内容が含まれます。
共通するメリット
- 音質が良く、低音も強めでバランスの取れたサウンド
- 防水性能(IPX7)でお風呂やアウトドアでも安心して使える
- バッテリー持ちが長い(最大24時間再生)ので、充電頻度が少なくて済む
- 人気商品でリセールバリューもあるため、中古でも売りやすい
共通するデメリット
- 音量調整が段階的なので、「ちょうどいい音量」にできないことがある
- 起動音・電源オフ音が大きめで変更不可(夜間使用時に気になることも)
- 2回押し操作(曲送りなど)の反応がシビアで、慣れが必要。(次の曲が再生されているのか、1回しか反応してなく停止されているのか分からない状況によくなります。)
SoundCore 2(旧型)のメリット・デメリット

メリット:
- 中古市場に出回っている数が多く、安価で手に入れやすい
- 基本的な音質や防水・バッテリー性能は新型とほぼ同じでコスパが良い
デメリット:
- 充電端子がMicroUSBで利便性に欠ける
- ステレオペアリング非対応のため、2台で広がりのある再生はできない
- 新品では入手困難で、中古前提になる
- 旧型か新型かの見分けが付きづらく、購入時の見極めが難しい(安かったら基本旧型です)
SoundCore 2(新型)のメリット・デメリット

メリット:
- USB Type-C充電に対応し、利便性が大幅アップ
- ステレオペアリングに対応し、2台同時にステレオ再生が可能
- ペアリング時、どちらからでも音量調節・電源操作が可能になるなど操作性が向上
- 見た目は旧型とほぼ同じで、旧型の不満点がしっかり解消されている
デメリット:
- 特になし(旧型の欠点がすべて改善されている)
SoundCore 3 のメリット・デメリット

メリット:
- 音質がさらに向上し、よりクリアでパワフルな再生が可能
- 専用アプリに対応し、イコライザ調整など細かな設定が可能
- 専用アプリから電源をオフにできる(オンにはできない)
- PartyCast対応で最大100台までペアリング可能(パーティーやイベント向き)
デメリット:
- AUXによる入力ができない
- 本体がやや大きく、重さもあるため持ち運びにはやや不向き
- PartyCastはステレオ再生には非対応(左右に音を分けることはできない)
- PartyCast時は、音量調整が親機のみ操作可能/電源も個別操作のみ
結局どれがオススメ?用途別に整理!
まずワイヤレスステレオを求める方は新型のSoundCore2の一択になります。
1つだけを使う方は以下シーンから選ぶと良いと思います。
シーン | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
コスパ重視&安く手に入れたい | SoundCore 2(旧型) | 中古なら激安。ただし機能面は割り切り必要 |
ワイヤレスステレオを楽しみたい | SoundCore 2(新型) | ステレオ対応・Type-C・使い勝手良し |
音質・カスタマイズを追求したい。リセールバリューも欲しい | SoundCore 3 | アプリで調整可能。音楽好きに◎ |
まとめ
さて、今回はAnkerのSoundCoreシリーズを徹底比較しました。
見た目はそっくりでも、中身にはしっかり違いがあるSoundCore 2の旧型と新型、そして後継のSoundCore 3。
それぞれに特徴があるので、使いたいシーンや重視したいポイントに合わせて、ぜひあなたにぴったりの一台を選んでみてくださいね。
スピーカー選びの参考になればうれしいです!
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